熱中 症 次 の 日 頭痛
東海の防災を考える 毎夏、多くの人が搬送され、「災害級」とも言われる 熱中症 。体温が上がり過ぎた状態は、命にかかわります。体の中で何が起きているのか、スポーツ活動の現場で 熱中症 になった場合の対処方法などを、 中京大 スポーツ科学部の松本孝朗教授に聞きました。 松本孝朗さんの略歴 1958年、福岡県生まれ。長崎大医学部卒。愛知医科大助教授などを経て、2005年から現職。専門は環境生理学。スポーツドクターでもある。 ―― 熱中症 とは、どういうものですか。 「四つの病状の総称です。一つ目は『熱失神』。炎天下、じっと立っていたり急に立ち上がったりした時に起きます。夏場の朝礼で倒れるようなケースです。暑さによる皮膚の血管拡張に加え、血液が体の下の方にたまることで一時的な低血圧になり脳への酸素供給ができなくなる状態。横になると自然に回復します」 「二つ目は『熱けいれん』。暑い中で運動をして足がつったことはありますか? それです。体温が上がると、汗を出して 気化熱 によって下げようとします。汗には塩分が含まれていますので、水分だけを取ると『低ナトリウム血症』になって 筋肉 が収縮しっぱなしになります。塩分を含んだ スポーツドリンク などを飲んで下さい」 ――三つ目は?
暑さで頭痛アラート発令!? その痛みを招く原因とは?| 痛みに効くコラム| ナロン | 大正製薬
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ホーム 暮らしのヒント 2016年4月17日 熱中症でなぜ頭痛が起きる? 普段頭痛に悩まされることがない人でも、暑くなると頭がピリピリ、ズキズキ…。 こんな症状は、ほとんどの場合熱中症による脱水症状が原因でおこる頭痛です。 そもそも、熱中症とはどのような症状をいうのでしょうか? 気温が高くなることで体温があがると、血管を拡張して体の熱を皮膚から放散させようとします。しかし気温が高すぎると体から熱が出にくくなり、こもってしまいます。そこでどんどん汗をかいて体温を下げようとしますが、湿度も高いと汗をかいても蒸発しづらくなり、同時に脱水症状にもなってしまうのです。 つまり、 高温多湿の環境で汗をかいて水分と塩分が不足すると、体温を調整する機能がコントロール不能になり、倦怠感や頭痛、めまい、手足のしびれ などがおきます。これが熱中症です。 では、熱中症により、なぜ頭痛がおきるのでしょうか? 大量に汗をかいて脱水症状になると、体内の水分や塩分のバランスがくずれ、血液を多く流そうと 脳の血管が拡張 します。すると自律神経が乱れて脳がヒートップ状態になります。それが頭痛という症状につながるのです。 熱中症と頭痛を結びつけるキーワードは "脱水症状" !水分と塩分をきちんと補充していればおこりにくいようです。 ちなみに、熱中症による症状は3つのレベル(軽度・中度・重度)に分けらており、頭痛は、こ中度に含まれます。中度の症状には、応急処置が必要です。それにより、症状が落ちつけばよいのですが、改善しない場合は受診しましょう。 スポンサードリンク 頭痛を治すにはどうすればいい?薬は効果的? 熱中症による頭痛を治すのに必要なのは、 "水分補給" と "冷却" です。"頭痛"を治すというよりはそその原因である"熱中症"と"脱水症状"を解消しなければなりません。 では、応急処置としてすぐにできることを挙げます。 1. 涼しい場所へ移動し、体を冷やす 屋内へ移動できない場合でも、日が当たらない場所へ移動し、風がない時にはあおいであげます。首筋や脇など動脈が通っている部分を、氷や冷たいペットボトル、なければ濡らしたタオルを当てて冷やします。 2. 水分と塩分を補給する お茶は利尿作用があるので脱水症状がある時にはふさわしくありません。出来ればスポーツドリンクのように、失われた汗に近いものが良いのですが、すぐに手に入らない時にはせめても水を少しずつ飲ませます。塩分も必要になりますので、熱中症になりそうな環境の場所にやむを得ず行く場合には、塩飴や梅干、昆布などを持参すると役立ちます。 3.
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近年は8月どころか9月に入ってからも暑い日が多くなり、夏が長くなったと感じている人も多いようです。 この暑さが熱中症や夏バテを招くことは知られていますが、頭痛の原因にもなることをご存じでしょうか。 まだまだ続く暑さに負けず元気に過ごすために、頭痛が起きるメカニズムと上手な付き合い方をご紹介します。 <監修> 五十嵐久佳先生(富士通クリニック頭痛外来) いがらし・ひさか 1979年北里大学医学部卒業。医学博士。北里大学医学部内科学講師、神奈川歯科大学附属横浜クリニック内科学講座教授を歴任。81年より頭痛医療に携わり、現在に至る。日本頭痛学会理事・専門医・指導医。 目次 頭痛の種類をチェック! 暑さがもたらす片頭痛と緊張性頭痛 原因となる病気がないのに繰り返す慢性頭痛には、いろいろな種類があります。 そのうち暑さによって起こるものは次の2つ。 まずはどんな頭痛が起こるのかチェックしましょう。 ① 片頭痛 三叉神経に何らかの刺激が伝わると神経伝達物質が放出され、その刺激で脳内の太い血管が拡張し、痛みが発生する。 頭の片側または両側がズキンズキンと痛む。 ② 緊張型頭痛 首や肩回りの筋肉が緊張して血流が悪くなり、血管内に発生する痛み物質が神経を刺激して起こる。 頭全体が締め付けられるように痛む。 その冷房、強くない? 冷やし過ぎが頭痛を招く! 冷房による体の冷えも頭痛のきっかけになります。 体が冷えると肩回りや首の筋肉が収縮して血流が悪くなります。 それに加えて体温を調節する自律神経も乱れるため、緊張性頭痛が起こるのです。 また、気温差の激しい環境の行き来を繰り返すことも、自律神経を乱し、緊張性頭痛の原因に。 涼しい室内から暑い屋外に出た時などにも、 気温差で片頭痛が起こりやすくなります。 脱水は熱中症だけでなく、頭痛の原因にも! 高温多湿の環境では、汗によって水分が奪われ脱水状態になることがあります。 また、新型コロナウイルス対策でマスクをつけていることも、のどの渇きに気づきにくくなり脱水につながります。 脱水状態になると血流の低下などが起こり、このような体の変化に敏感な片頭痛もちの人に痛みが起きやすくなります。 脱水状態を放っておくと、頭痛だけでなく熱中症にもなりかねませんので、ぜひ注意してくださいね。 この時季の光・気圧・湿度にも要注意! ギラギラと強い太陽の光は、脳に刺激を与えるため片頭痛を招きます。 さらに、夏から秋にかけての日本には多くの台風が接近し、低気圧も定期的に通過。その影響で湿度も大きく変化します。 気圧、湿度の変化も自律神経や脳神経への刺激となり、片頭痛を誘発しやすくなります。 特に低気圧や湿度が高い時に頭痛が起こる人は多いです。 まとめ:暑さによる頭痛を防ぐために自分でできる3つの対策 この時季に起こる頭痛の原因は様々。 気圧など対策が難しいものもありますが、自分でできることもあります。 それが、次の3つです。 ①冷房は強くし過ぎずほどほどに 冷房は適切な温度に設定し、室内では靴下や羽織物などで肌の露出を控えるようにしましょう。 ②のどの渇きを感じる前に水分補給 発汗によって水分が失われるため、こまめに水分補給をするようにしましょう。 ③日傘やサングラスで太陽の光をブロック 強くまぶしい光が目に入らないように、できるだけ遮る工夫をしましょう。 これらの対策は、頭痛だけでなく、熱中症の予防にも。しっかり実践して、暑い季節を健やかに過ごしましょうね♪
衣服を緩め、楽な姿勢にする 体にこもった熱を逃がすため、出来る限り脱がせた方が効果的です。靴や靴下も脱がせます。脱げない部分に関しても、ベルトやボタン、下着による締め付けを極力緩め、楽な姿勢にして休ませます。 ここで、頭痛薬を飲むと治まるのか…ということになりますが、頭痛薬の処方は炎症を鎮めたり熱を下げたりするだけの "対症療法" です。いわゆる普通の頭痛なら、これで症状がやわらぐことが期待できます。しかし、熱中症の頭痛は脱水症状による脳のヒートアップですので、薬を飲んでも一時的に痛みが薄れる程度で、熱中症そのものを治さないと頭痛も治らないのです。 このように、 一般的な頭痛と、熱中症により引き起こされる頭痛はメカニズムが違います 。さらに、脱水症状の時に頭痛薬などの解熱鎮痛剤を服用すると、低血圧やショックを起こす危険もあるため、安易に頭痛薬を頼るのはおすすめできません。 翌日も続いたりする?その場合は? 暑さもやわらぎ、水分と塩分も補給して、熱中症状態からは脱したように感じても、翌日になってもまだ後頭部やこめかみが痛むことがあります。 これは、熱中症にかかったことにより、体を調整する機能がバランスを崩し、 一時的にコントロールができなくなってしまっているために起こっています。 徐々に回復に向かっていれば良いのですが、熱中症によるものかの区別もはっきりつけにくいですし、翌日も続くのであれば病院で診察を受けることをおすすめします。 まとめ 社会生活を送っている限り、暑い時でも外出は必要になりますし、最近の猛暑では建物の中でも不意に相当の高温になり、熱中症を発症する人が増えています。 熱中症を予防するには、水分と塩分を補給することがなんといっても大事です。もし熱中症にかかってしまったら、すぐに涼しい場所へ移動し、水分と塩分を補給しましょう。そして頭痛が起きた時も、 安易に頭痛薬を服用するのではなく、熱中症を根本的に治すことに注力しましょう。 日頃から、汗をかける体を作り、常に水分補給を意識することが大事ですね。 こちらの記事もあわせてよまれています。 熱中症、子供の症状と対処法、予防のための対策とは?