60 代 の シェア ハウス
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取材日 平成28年1月15日 更新日 平成28年3月10日 シェアハウスというと若者が楽しく共同生活を送っているイメージがありますが、今や多世代共生型も出現し、地域活性化に貢献するしくみ作りも進んでいるそうです。いきいきとしたシニアライフを送るためのヒントを探しに、日本シェアハウス協会代表理事の山本久雄さんを訪ねました。 一般社団法人 日本シェアハウス協会 代表理事 山本 久雄(やまもと ひさお)さん 住所 〒179-0072 杉並区阿佐ヶ谷南1-8-3 プリエ阿佐ヶ谷内1C 電話 03-5305-5215 URL シェアハウスとは…? 物件の見立て、運営管理のノウハウや契約書までオールラウンドのシェアハウス事業支援を行っている、代表理事の山本久雄さん 近年、若者に人気のシェアハウスは、1軒の住宅を複数人で共有して生活するスタイル。リビングやキッチン、バス・トイレなどの共有スペースと個室スペースに分かれているため、プライバシーを保ちつつ、住人同士の交流も楽しめるのが大きな特長です。 また、礼金や仲介手数料がかからないなど初期費用が節約できるケースが多く、共同購入やシェアにより生活費や光熱費も抑えられるので、経済的な負担が軽くなるのもメリットの1つ。 同世代でのシェアから発展し、現在では多世代共生型や地域応援型、地方創生型、空き家・空きビル応援型…など、シェアハウスは多様化しています。最近の傾向としては、料理や音楽など、趣味嗜好の共有を目指して住人の募集をするケースも増えているようです。 見学をさせていただいたシェアハウス。このうちの1室が協会の事務所になっています 欧米では広く普及しているというシェアハウスですが、シニアライフの選択肢としてどんな可能性があるのか? 日本シェアハウス協会の代表理事の山本さんを訪ね、お話を伺いました。 実際にシェアハウスを見学してきました! ダイニングルームの掲示板には朝食やミニ晩酌セットなどのメニュー写真と料金一覧。普段忙しい人のために、料理してくれるメンバーが作ったもの お邪魔したのは、協会がシェアハウス事業の支援をしている杉並区阿佐ヶ谷の一軒家。現在、30代〜60代の男女5名が実際に入居しています。取材の日は出勤のため、皆さんは不在でしたが、山本さんに共有スペースを案内してもらいながら、普段の生活の様子を聞きました。 「ここでは"料理好き・酒好き"というコンセプトで入居者を募集したので、週末に飲み会を企画したり、庭でカフェを開いたりバーベキューをしたり…と、趣味の合う者同士、楽しく生活をしています」と、山本さん。 役割分担などの貼り紙はなく、お互いに得意分野を担当して共同生活を送っているそう。共有しているからこそ、どのスペースもきちんと整理され、快適に暮らしている様子がうかがえました。 調理器具や調味料などは共有。月に1回はみんなでパーティーを開くとのこと。楽しそうですね!
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